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神奈川県大和市にある特定非営利活動法人フェアネットが運営している放課後等デイサービスです。

自閉症児の問題行動への対処方法 [放課後等デイサービス]

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 自閉症児は、残念ながら問題行動が出やすい特徴があります。


 どんなのに大事に大切に育てていても、出やすいものは出やすいのです。


 その問題行動がなぜどのように出現したのかを分析することは


 とてもたやすいことです。


 ただ、いっしょに暮らすというのは、また別の問題であると、ぼくは考えています。


 このお子さんは、当初、対人関係に関してほとんど興味を示しませんでした。


 最近、関わりに興味を持ち始め、とてもかまってほしいという、潜在的なニーズがあります。


 それと、ブランコをゆすってもらうのが大好きで、サインで要求を出せるようになりました。


 そこまでは、順調だったのですが、あるころから、ブランコをひねりながら乗る


 という行動を取るようになりました。


 ひねりすぎると、となりのと友だちにぶつかりそうになり、とても危険です。


 そこで、一度、情報を整理しました。


 ブランコに乗ることは好きだが、一人で乗りたいわけではなく、関わりの中で遊びたいという


 ニーズが浮かび上がってきました。


 支援者の止め方も、その行動を強化する要因の要因の一つであったようです。


 そこで、今までは10カウント押し、要求サインがでたら、また10カウント押す。


 というのをやっていたのですが、3カウント押し、要求サインが出たら3カウント押す。


 という支援に切り替えました。


 それでも、どうしてもひねる行動が出る場合は、ブランコを停止させることになりました。


 マニュアルではこれで、うまくいくはずなのですが、さすが人間相手です。


 うまく対応できる人とできない人を区別することには、天才的です。


 ここで、できている支援員に合わせることは愚の骨頂です。


 うまくできない職員がどうしたらできるようになるんもかが肝要であると


 考えます。[猫][猫][猫]


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