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自閉症とちゃんと手をつなごう [自閉症 雑文]

自閉症とちゃんと手をつなごう
外で自閉症児を見かけることは、そう珍しくなくなりました。
外出時、自閉症児の多くは、手をつなぐ ではなく、手をつながれた
状態で見かけることが多いと、ぼくは思っています。
手をつながれた自閉症児は、後ろ向きに寄りかかり、なすがまま状態です。
一方的に引きずられるように歩いています。
  ところが、時が経ち、自閉症児も大きくなり、自我が出現し、下界との
アプローチを始めます。一方的につながれた自閉症児たちは、一斉に反乱を
おこします。
ちょうど、クレーンによる、要求が増えるころだと、ぼくは考えています。
自我の出てきた、自閉症児にとって、思うように動かないクレーンほど、
腹立たしいことなないのでしょう。
思い通りに動かないのなら、一人で動こう。さらには、どうやって思い通りの
クレーンになってもらおうか などと、無関心をよそおいながら、実はとんでも
ない知恵を働かせていることが多いようです。
  人とやりとりをしながら、外の色々な刺激や誘惑に負けず、支援を受けながら
地域生活をおくるためには、お互いの協力は不可欠です。特に、街の中の交通ルール、
社会的規範は、自閉症児にわかりやすいようにはつくられていません。
  自閉症児が、行きたいところに行きたいと思っても、そこに行くまでのルールを
きちんと守って行くためには、支援者の支援が不可欠であり。お互いの共同作業で
あることが必須です。
 最低限、守ってほしいルールは、手をつなぐなのです。
これは、支援者が、手を掴むであっては、成立しません。自閉症児が自ら納得して、
つなぎ続けることができて、はじめて成立するのです。
  発達障害の方に、何か修正してほしいことがあると、◯◯しちゃダメです。
という指示をする光景をよく見かけます。
卒業式の練習などでは、一定時間立ち続ける必要があります。ちょっとでも座って
しまうと、「立ってください」という指示が出ます。発達障害児は、とりあえず、
立ちますが、しばらくすると座ってしまいます。本来、体幹がしっかりしていない。
などの要因がりますが、普通では通用する指示が、ちょっと違って理解されている
ように思えます。
  立って、言われたから、立ちました。ぼくは座りたくなったので、座りました。
というのが、発達障害児の理解なのではないのでしょうか。
ちょっと理解のある方なら、見通しを持たせるためにタイマーなどを使うかもしれ
ません。しかし、これは、特殊な光景を生みます。
だったら、論理的に正しく、発達障害児に理解させるしかありません。
彼らは◯◯し続ける。という行動が苦手です。
し続けるための、見守りと支援が必要なのです。
ぼくは、タイマーを使うのが面倒くさいので、座ろうとしている行動の直前に
「頑張れ!」と言って、お尻をポンと押してしまうかもしれません。うまくいけば、
その人が「いいよ」というまで、頑張って座ってくれます。もちろん限度はありますが
 さて、手をつなぐ、ですが、自閉症児と療育的関係を築く目的で支援する
なら「手をはなしては、いけません」という、支援に置き換えます。このことにより、
スムーズにいっしょに色々な所に出かけられるようになります。
 こちらが、無理矢理手をつないでいてもダメ。自閉症児に手を離されてもダメなのです。
これらができるようになるには、お互いに必死に練習するしかありません。
練習時期は早ければ早いほど楽だと思います。
 自閉症児は、コミュニケーションに障害あり、こじれやすい特徴を持っています。
 相手の手に対しては、特に不信感を持ちやすいのです。
では、こじれてからでは、無理なのか?いえいえ、まだ大丈夫です。
 次は、こじれちゃった場合も手をつなぐ方法を考えて行きたいと思います


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