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自閉症 雑文1 [自閉症 雑文]

自閉症の問題行動
自閉症の問題行動は、多々ある。自閉症の問題行動は、本人にとっての
問題なのか?関わる側にとっての問題なのかが、今の世の中では問われる
らしい。
ぼくにとっては、どうでもいい話なので、ある屁理屈をつけることでケムに
巻くことにした。
ぼくからは、自閉症とともに暮らすことを放棄しないという。看板を掲げた
のである。
ともに暮らす同居人ならば、多少、同じ同居人に対し文句を言っても差し
支えないだろうという、非常に稚拙な論理である。ただ、自閉症児の関わっ
ている主な施設は通過施設である。そこの担当者は、将来のためにこうで
なければならないという論理はよく使うであろうが、その言葉に、責任を
もつ覚悟を持って語っている人は、非常に稀である。
  ここから先は、同居人の独り言である。
  自閉症研究の成果で、自閉症を地域の中で自己実現を目指すためには、
健常者のより一層の自閉症の理解が不可欠であることが、世の中では、
高らかに叫ばれている。至極もっともなことである。しかし、その反面、
自閉症者の理解とその環境整備に関わる家族と支援者の負担を現実的に
きちんと考えた方策を立てているといえるだろうか?
  答えは否である。
  それができていれば、インクルージョンなどと、叫ばなくても、お互い
もう少し楽しく共存することが可能であろう。
しかし、実際には、ぼくの周りには、自閉症をもっと理解しなければ、
もっと適した環境を提供しなければと、他の家族のことを犠牲にしたり、
通常より、厳しい勤務を強いられている人たちばかりである。
このまま、ただ、自閉症への理解と、より適した環境整備を強要するのならば、
本当の意味でのインクルージョン、インクルーシブ社会は来ないと、
ぼくは思っている。
そういう意味では、今の現状にものすごく危機感を覚えているのだ。
  ぼくは、自閉症に活かされている。過去も自閉症に活かされてきた。
これは、ぼくの中では、まぎれもない、事実である。
そして、今後もそうでありたい。
ただ、これからは、ぼく一人では、ダメなのだ。
もっとたくさんの人に、自閉症は面白い。関わってみたいという。
そういう文化を造らなければいけない時期に来ていると思っている。
  これから記すことは、ある小さな文化を創世する過程になれば
いいなあと考えている。
  ぼくからは、けっして白旗は掲げない。不退転の覚悟であることを
  ああ ついに書いてしまったのかな?


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